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【ツール紹介】家具配置シミュレータ

高校「情報Ⅰ」の教科書には、モデル化とシミュレーションの単元の実習案として家具の配置のシミュレーションが紹介されています。スライド作成ソフトや表計算ソフトなどで実施してもよいのですが、必ずしもそういったソフトに慣れている生徒ばかりではないのでみんなが使いやすいものがほしいなと思って、授業用に家具配置のWebアプリを作ってみました。


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使い方

生徒に配る端末で動くように、文字を極力減らしたシンプルな作りにしています。キーボード操作もいりません。


使用例

5分くらいでさくっとやっています。

「一人暮らしするとしたら住みたい部屋にしてみてください」といって好きに間取りを組んでもらっています。終わったら「周りの人と理想の間取りを紹介してみて」というと、お互いの部屋にツッコミを入れ合って大いに盛り上がります。


授業での発問例

生徒が楽しそうに配置し終わったあと、黒板の前でこんな風に聞いています。

「このシミュレータを使うと、どんな失敗が防げると思う?」 「大きすぎる家具を買ってしまう」「ドアやクローゼットが開かない」「人が通れるスペースがなくなる」といった答えが返ってきます。

「じゃあみなさんの理想の間取りが決まったので、壁紙の色は私が勝手に決めていいですか?」 当然「嫌だ!」と嫌がられます。そこで続けて聞いてみます。

「じゃあ、このシミュレーションでは『絶対にわからないこと』は何かな?」 「壁紙の色」「部屋の雰囲気」「家具の高さ」といった答えが生徒から自然と出てきます。


ねらい

この実習を通して生徒に伝えたいことは、「モデル化やシミュレーションって役に立つけど、わからないこともあるよね」ということです。

こんな簡単なモデル化とシミュレーションでも、「サイズの合わない家具を買ってしまう」という大きな失敗を防ぐことはできます。でも、現実の部屋や家具を単純な二次元の平面で表している以上、当然表現しきれていないこともたくさんあります。

モデル化やシミュレーションは完璧なものではなく、目的に応じて使うものなんだな、ということを生徒が感じてくれるとうれしいです。


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